今回は訪日外国人の動向について書いてみます。

日本政府観光局(JNTO)の統計によると、2016年7月までの訪日外国人数は前年比で26.7%増えており、中でもアジアからのお客様が約80%以上を占めています!

2015年の数字で見ると、アジアからの訪日客のうち上位3国は中国人(全体に占める比率25.3%)、韓国人(20.3%)、台湾人(18.6%)の順です。

 

訪日外国人の推移

元、ゴールドマンサックス証券の銀行アナリスト、デービット・アトキンソン氏は「観光立国論」という書籍を出版しており、その中で観光の重要性を説いています。

日本のように人口が減る国においては出生率を短期間であげることは難しく、移民の受け入れも相当な困難が伴います。

それよりも、観光客として一時的に日本に滞在して頂き、たくさん消費してもらうことによりGDPを成長させることが有効だという考えです。

更に、日本は優れた文化財を多く持っている割には観光客が少ないそうで、しっかりと取り組めば観光業は急速に発展する可能性を秘めていると分析しています。

足元では「爆買い」という言葉に象徴されるように、中国からのお客様が急増しています。

爆買い

私も仕事で東京近郊の別荘を案内しますが、東京などの大都市ではないところでも本当に多くの中国人を見かけるようになりました。

彼らにとっては、北海道で雪を見たり、富士山を見ながら温泉につかったりすることがステータスなのだそうです。

オラガ総研の牧野代表の分析によると、ビザの発給要件が緩和されたこと(昔は十分な経済力を有さなければならないなどの制約があった)、中間所得層が急拡大していること(これはアジア全域にて)が訪日外国人急増の背景にあるようです。

足元では円高が進んでいますが、観光客は増加の一途をたどっています。

従ってこの外国人観光客の増加は一過性のものではなく、今後も一定の成長が続くと思います。

 

訪日外国人

 

今年3月、政府は年間訪日外国人観光客数の目標値を4,000万人に引き上げました。

民泊などの規制緩和にも取り組むなど、外国人観光客を受け入れる体制の整備も進んでいます。

東京近郊に別荘などの物件をお持ちの方は、是非、その地域が外国人に人気があるか調べてみて下さい。

私の経験では田舎の古民家のような、意外な物件ほど外国人に人気がある傾向があります。